〈Clothing Subscription〉国内の代表的な月額定額ファッションレンタルサービス3つを比較してみました。

EDITOR'S 2015.12.07
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Fashion Tech Lab.が先日公開した「Fashion Tech Map」。先月は「Virtual Stylist」について解説、分析しましたが、今月は〈Clothing Subscription〉にフォーカスして解説・分析していきます。

今回はこのカテゴリを国内の代表的なサービス3つを比較しながら紹介していきます。

〈Clothing Subscription〉- 月額定額ファッションレンタルサービス


洋服を購入するのではなく“借りる”という新感覚のファッションレンタルサービス〈Clothing Subscription〉。「買ったものの一度しか着なかった」「着ようと思ってるけど中々着ない」という人のために、ファッションやアクセサリーなどをレンタルできるサービスということで注目されています。

仕組みは毎月定額料金を支払うことで、洋服やアクセサリーがレンタルでき、使わなくなったら返却して違うアイテムを借りることができるというもの。気に入ったアイテムがあればそのまま購入することも可能です。

パターンは大きく分けて2つあり、スタイリストが自分の好みを基に選んでくれるものや、自由に自分好みのアイテムを借りられるサービスに分かれます。

〈Clothing Subscription〉が注目されているのには、大量生産、大量消費の時代にものを「所有」することから、個人が所有することにこだわらなくなり「シェア」の時代になっていることも背景にあります。先進国中心に不景気でお金を使わなくなったというのもありますが、こうした「シェア」することがファッションを始め、車、オフィスや作業スペースにまで広がりを見せており、今後もさらに広がりをみせていくことが予想されています。

1.「airCloset」プロスタイリストが選ぶ自宅に洋服が届くサービス


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airCloset エアクローゼット


airCloset」はITベンチャーのノエジークが運営するサービスで「2015年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)」を受賞したレンタルサービスです。

事前に登録したユーザーの好みと商品が届いた際のアンケートを基に、月額定額6,800円(税抜)でプロのスタイリストが選んだ洋服が専用のボックスで届きます。主に20~30代の利用者が中心でレンタルできる洋服は女性服のみ(2015年12月現在)で、ボックスにはトップス、パンツ、スカート、ワンピースの中で3アイテムが送られて来ます。

3アイテムすべて返却すれば、何回でも交換することができ、新しいボックスが送られてきます。気に入ったアイテムがあれば購入することも可能です。スタイリストが自分の好みを基に選んでくれるので、時間のないオフィスワーカーの女性からも支持が高く最も注目されているサブスクリプション型のサービスの1つです。























運営会社株式会社ノイエジーク
料金月額6,800円(税抜)
送料・クリーニング無料
対象20〜30代の女性
URLhttps://www.air-closet.com/

2.「mechakari」アパレルメーカー初の日常着のレンタルサービス


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mechakari メチャカリ


mechakari」はクロスカンパニーが展開する、earth music&ecologyなど人気レディースブランドの新作ファッションアイテムが月額定額5800円(税抜)で「かり放題」できる新品ファッションレンタルアプリです。

2016年には上場予定のクロスカンパニーによる、アパレルブランドでは初の試みとなるファッションレンタルサービスでもあり、現在はearth music&ecology、E hyphen world gallery、SEVENDAYS=SUNDAY、Green Parksなどの取り扱いがあります。

借りられるアイテムはすべて新品で、新作の商品も色とサイズを選んで借りることができます。また、60日間借り続けた(出荷完了から60日間)アイテムは、返却不要で自分のものにすることができるというのが、このサービスの最大の特徴です。























運営会社株式会社クロスカンパニー
料金月額:5,800円(税抜)
送料・クリーニング返却時に、別途返却手数料500円(税別)/1回が必要
対象20代女性
URL https://mechakari.com/

3.「Licie」月額500円で借りられるファッションレンタルサービス


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Licie リシェ


Licie」はお店で借りたい洋服やバッグ、アクセサリー、靴などをレンタルできる女性向けのサービスです。取り扱うブランドは、「23区」「FENDI」「GUCCI」「組曲」などで、数千円から数十万円まで幅広い価格帯のアイテムを取り揃えています。

月にレンタルできる制限はなく返却すれば借り放題で、レンタルした洋服・アイテムを気に入ったら、そのまま購入することも可能です。

他サービスより遥かに安い月額500円のトライアルプランから用意してあるので、お試しに使ってみたり、1日だけのイベント毎に利用することも。まだ実店舗だけでのサービスですが、今後アプリ化などが期待されています。























運営会社株式会社ガールズスタイリング
料金月額500円(1泊2日)月額5500円(14泊15日)
送料返却は店舗のみ、郵送は不可
対象30代女性
URLhttps://licie.jp/

〈Clothing Subscription〉は性別を問わず、ますます注目されていく分野


毎月定額料金で洋服をレンタルするという概念はもとは米国から始まりましたが、国内でもここ1年以内にたくさんのサービスがスタートしています。しかし、CDやDVDのように消耗しにくいものに比べ、洋服のような消耗品や他人が使用したことが気になるものをレンタルするにはハードルになる部分もあるのは確かです。

その中で、メチャカリはサブスクリプションとしながらもレンタルできる商品はすべて新品、60日以降は自分の物にできることから、今までのEコマースのようなビジネスモデルに月額定額料金をプラスした新たなEコマースのビジネスモデルとも言えるかもしれません。

今回ご紹介したサービスは女性向けですが最近はメンズ向けにスーツや、ネクタイのレンタルサービスもスタートしています。今後とも性別問わず、Clothing Subscriptionはますます注目される分野なのではないでしょうか。

次回は、国内のサービスを実際に使ってみてのレポートをご紹介するので、お楽しみに。

Text.Fashion Tech Lab.

Text&Edit : 編集長Y


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