ドイツのアウトドアブランドが「ショッフェル」が“今”日本に本格上陸した理由

INTERVIEW 2015.10.29
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この秋、日本での本格展開をスタートした、ドイツのアウトドアブランド「Schö
ffel(ショッフェル)」。1804年にドイツ南部シュヴァブミュンヘンで誕生し、今ではドイツでもトップクラスのアウトドアブランドに成長した同ブランドが"今"日本に進出した理由とは?

今回来日していたSchö
ffelのピーター・ショッフェル社長、日本総代理店である(株)エスエスケイ代表取締役 社長 佐々木恭一さんに話を伺いました。

今、ショッフェルが日本に進出した理由


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ショッフェルは私の家族が200年以上ずっと経営を続けてきた会社です。会社はドイツにあり、現在は特にヨーロッパのドイツ、オーストリア、スイスでシェアを広げています。

実は以前から日本の市場に関しては非常に興味を感じていたんです。しかし、ドイツと日本では距離もありますし、なかなか良いパートナーを探すことができなかったので、進出する機会がなかったんですね。今回はずっとパートナーを探していた中で、エスエスケイという良いパートナーと巡り会うことができ、日本の市場に参入することができました。

我々はブランドの名前=自分の名前になっているので、そういう意味では商品に対して、非常に責任があります。利害関係者全ての人に責任を果たさなければいけないんですね。だから、パートナー選びには非常に慎重になって、長期化してしまったんです。だから、エスエスケイと出会えて本当に良かったと思います。

日本のアウトドアマーケットについてはどう思いますか?


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日本のアウトドアマーケットは正直、そんなに拡張、拡大しているとは思っていません。しかし、非常に大きなマーケットであるという認識はしています。

我々の企業理念は「Ich bin raus.(外に出よう、自然の中へ)」というものなのですが、これは今いるところから一歩踏み出そう意味を持っています。一般的にアウトドア・スポーツ業界では、より遠く、高く、速くというところに重きを置くブランドが多数を占めると思いますが、我々は皆さんに自然と闘ってほしくないですし、ましてや皆さん自身と闘ってほしくありません。ただ、自然を感じて欲しいのです。ショッフェルの服を着て、安心して自然・外へ出て、日々のプレッシャーから解放されて欲しい。そして、自然に身を任せて自分自身を取り戻して欲しい。そういった思いを持って活動しています。

ですので、スポーツであったり、自然と触れて楽しむという環境がとても整っている日本のマーケットではその理念を共有できると思っています。

日本でのターゲットは?


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まずは、顧客、ターゲットという話をする前に、如何にブランドを日本で定着させるかが大事だと思います。ですので、売上をどれだけの規模にしたいというのは現段階では、あまり考えず、日本にショッフェルを定着させ、ブランドの認知度を高めていくことに注力しています。

また、ショッフェルとエスエスケイが長いパートナーとしてやっていけるよう、その関係を築くことも重要視していますね。

今後の日本での展開はどう考えていますか?


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この秋、東京、名古屋、大阪に直営店を3店舗オープンしました。

今後は年に2店舗くらいのペースでオープンしたいと思っています。まずは首都圏と関西圏で確実に作り、あとは札幌や福岡など七大都市を中心に、この3~4年でなるべく早い段階で10店舗くらいに持って行きたいなと思っています。

日本の市場のどこに期待しますか?


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日本は消費大国でもあり、非常に大きなマーケットであるという認識はしているので、ビジネスベースで期待はしています。しかし、先ほど言ったように「Ich bin raus.」を共有をしていけるパートナーとしてやっていきたいというのが一番にあるので、現在ではそこを中心に考えていますね。

ただ、個人的に日本のことは好きなので、ぜひ日本のマーケットでビジネスして、たくさん日本に来る機会を設けたいと思っています(笑)

アジアや日本以外での展開は?


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現時点では韓国、台湾にはパートナーがいます。中国に関しては交渉中で1年後にスタートできるよう計画しています。

それ以外はヨーロッパ市場でどれだけ展開するかを考えていますが、ゆくゆくはアメリカにも展開したいとは思っていますね。

日本での戦略はどう考えていますか?


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ショッフェルにはアクティブラインとスタイルライン(ライフスタイル)の2つのラインがあり、ドイツではアクティブラインを中心としていますが、スタイルラインも置いています。

日本ではまだスタートしたばかりなので、ブランドを定着させるために、トレッキングやハイキングなどのアクティブラインを中心に、価格もミドルより高めで固めていく戦略で当面はやっていこうかと思っています。

ブランディングをするためにソーシャルメディアも活用は?


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基本的にはFacebookや、自社のHP、ECサイトを中心に活用しています。基本的にはECは自社サイトでしか運営していません。

そういう形でまずは自分たちで管理していく手法で、更にSNSを使っていろんな形でショッフェルというブランドを皆さんに知って頂けるように、継続的に投資をしながら拡張していきます。

最近ではFacebookを見て、お店に来てくださるお客様も増えましたし、これからはInstagramなど他のSNSも活用して更にブランディングしていきたいですね。

最後に日本のユーザーにメッセージをお願いします。


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これは非常にドイツとも近いことなのですが、現代社会では生活する上で何をするにしてもプレッシャーを感じてしまいます。それによって、例えば、楽しいと始めたスポーツやアウトドアでもやっていくうちにプレッシャーを感じたりしてしまうことがありますよね。

ですので、ショッフェルではブランドを通じて、日本の消費者の方にもっと楽しんでもらえるような提案をしたいと思っています。純粋にスポーツやアウトドアを楽しめるに提案をしていくので、これから日本での展開をよろしくお願いします。

店舗情報


ショッフェル 日比谷シャンテ店
東京都千代田区有楽町1-2-2 日比谷シャンテ3階
TEL.03-3502-3410 OPEN.11:00-20:00
http://www.hibiya-chanter.com/

ショッフェル 大阪アルビ店
大阪府大阪市北区梅田3-2-135 ALBi(アルビ)
TEL.06-6347-4600 OPEN.11:00-21:00
http://www.albiosaka.com/floor/02

ショッフェル 名古屋店
愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 JR名古屋駅 B1階ファッションワン
TEL.052-564-7070 OPEN.10:00~20:00
http://www.nsk-eki.com/
Text&Edit : 編集長Y


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