【interview】都会を走り抜けるテクニカルウェアを提案 恵比寿のオンリーショップ「narifuri EBISU」

INTERVIEW 2015.10.05
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自転車がライフスタイルの一部になっている人も多いであろう昨今において、降りても使える服、スポーティーになり過ぎない服は意外と探すのが難しいもの。今回訪れた「narifuri EBISU(ナリフリ エビス)」は、そんな思いに応えてくれ、なおかつ機能的な服を取り入れたいメンズの要望にも答えてくれる数少ないショップだ。そんなショップについて店長の尾形さんにお話を伺った。

─ なり=ファッション、ふり=ふるまい


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まずはナリフリというブランドについて紹介したい。自転車に乗りやすい服というテーマからスタートした同ブランド。8年が経ちファッションとしても自転車乗りにも着れる洋服にアップデートしてきた。元々海外でもビジネスをしたいという思いがあり、日本語の”なりふり構わず”から取ったナリフリ。英訳できない単語である”なりふり”を、なり=ファッション、ふり=ふるまい、と分け、ライフスタイルに当てはめていく。その”ふるまい”として最初に取り上げたのが自転車だった。

─ 使いやすさを重視したテクニカルウェア


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機能をもった服。街中で雨の日も使え、長時間着ていても疲れない服をモットーに、仕事、プライベートでも着れ、日常にマッチすることも機能ととらえたデザイン。得てして機能を打ち出したものは、実際には使いづらくなってしまうことも多いが、ミニマムに設計されたナリフリのウェアは日常にしっかりとなじむ。スーツからシャツ、パーカー、ナイロンジャケット、パンツにバッグ。テクニカルウェアは日々の用に足りてこそ機能するのだ。

─ 国内唯一の直営店、隣には自転車店も


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ショップは、恵比寿駅から交番脇を渋谷方面にまっすぐ行った、徒歩10分の場所にある。木調をベースに、アンティークの什器、パイプのハンガーラックなど、デザインのルーツであるニューヨーク、ブルックリンをイメージし、アトリエのような雰囲気。隣にはナリフリが作った自転車店「charifuri(チャリフリ)」もあり、ブリヂストンサイクルと協業したバイクHELMZなどの扱いのほか、整備士も常駐するのでメンテナンスも可能。ブランドの世界観をトータルで感じられる唯一の場所となっている。

─ エクストリームコミュートとカジュアルライン


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提案するスタイルは2つ。1つ目はエクストリームコミュート。通勤者のイメージだ。
デザイナーである小林氏がニューヨーク、東京を行き来するうちに、スーツをしまう、取り出す、さっと羽織るという動作が楽にできるような機能的なものが欲しいという発想でスタートしたビジネスライン。通勤の中でも一番過酷といえる自転車通勤にフォーカスを当て、それを快適にすること、またしっかりとビジネスでも使えることを重視している。

もう1つはカジュアルライン。自転車乗りはもちろん、ボルダリング、アウトドアなどスポーツ好きからも好評を得ており、機能はもちろん街で使えるデザイン性がこれまでのスポーツウェアと一線を画している。

それはメンズウェアはトラディショナルなものがいいとされる風潮の中で、日々進化する素材を使い、今のスタイルに合うよう服も進化すべきというポリシーがある。どれも基本の形をベースにしながら、中身、機能をアップデートすることで新しいスタイルが生み出されている。

─ アイテムピックアップ


マウンテンパーカー

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アウトドアブランドで使われる、スリーレイヤーでなく、敢えてツーレイヤーに仕立てることで、自転車などのすぐ体温が上がる動きに適度な保温性と通気性を担保した。また、スッキリと仕舞えるようオリジナルで開発したフードは、被るとしっかりとホールドし、自転車に乗ってもヒラヒラしない設計に。適度にツヤ感のある生地を使用しているため、カジュアルにも合わせやすい。

スーツコレクション

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既存のスーツは快適か。その疑問に答えるように、自転車通勤でも快適にと考えられたスーツコレクション。吸汗、速乾、ウォッシャブルという機能を付加し、デザインはビジネスの邪魔をしないよう至ってシンプル。ストレッチ素材を用いたり、ライナーにメッシュを使ったり、脇に汗を吸収するパットを入れたりと、見えないところの工夫は一度着ると手放せなくなるという。

バイクパンツ

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ストレッチ素材を使った定番のクロップドパンツ。ヒップに入った中綿が自転車の疲れを軽減し、T字のバックルはお腹を圧迫しない。ももの裏に付けられたポケットは、自転車に乗る際に携帯をいれる一番合理的な場所なのだとか。180度に股下が広がるパターンのためクライミングなど稼働域の広いスポーツをする人にも好評だ。

ナリフリがファッションだけとして謳っていない理由に、作り方のプロセスがある。ポケットの場所ひとつでも、なぜそこにあるのか、そのパーツに機能があるのかという問いを繰り返し、プロダクトに近い発想で作り上げられる服は、ぱっと見のデザインだけではない、着ているうちに気づく付加価値がある。
国内唯一の直営店である同店をスタートして5年目。今年の7月末にはニューヨークへ出店し世界への挑戦も走り始めている。

narifuri EBISU(ナリフリ エビス)
東京都渋谷区恵比寿西2-5-2 今村ビル1F
TEL.03-3780-4855 OPEN.12:00~20:00(定休日.月曜日)
Blog / Facebook / Twitter

Text.Koichi Kondo

Text&Edit : 編集長Y


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